ジャックバック+スプマンテ
『ジャック・バック』というカクテルをご存知でしょうか?
リンゴのブランデー『カルヴァドス』通称アップル・ジャックを、生姜のソーダ、ジンジャーエールで割ったものです。
ジャックのバック(ジンジャーエール割り)で、ジャック・バック。
お酒に詳しい方は、「なんて暴力的な・・・」と眉をひそめられるかもしれませんが、上手につくったジャック・バックは、緊張感と安堵感の同居した涼やかさがあり、とても好きなカクテルです。
ただし。
単純なものほど難しいのは、どんな世界でも共通でありまして。
「カルヴァドスのジンジャーエール割り」に堕してしまったジャック・バックがでてきたときの悲しさといったら・・・。
都内某所のオープン・カフェでいただいたジャック・バック。
ジンジャーエールが甘すぎる。
気が抜けている。
ブランデーの味に無頓着なステア。
がっくりと肩を落としつつも、
「マズいね・・・。」と納得してしまうほどの「低いプライド」は、あいにく持ち合わせがなく。
幸いなことに、メニューにはスプマンテのベビーボトルが。
オープン・エアで、バーテンの目が届かないのをいいことに、ジャック・バックを、よく冷えたスプマンテで割りだす、ルビー・チューズデイさん。
ステアは、ステーキ・ナイフで。
これが、ウマかったの。(笑)
いや。
ホントだって・・・。
by ruby0806
| 2007-05-07 09:23